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浜離宮での放鷹術実演 [鳥見日記]

1月2日にお正月恒例、浜離宮恩賜庭園での諏訪流放鷹(ほうよう)術の実演を見てきました。一昨年見にいったので2年ぶりです。
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ことしはハヤブサがいなくてオオタカとハリスホークを使ったものでした。先日から使っているPENTAX K-50と55-300mmのズームの組み合わせで撮影してきました。ピントが合えば良いのですが、それがなかなか難しい… 写真は振替。
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振替は鷹匠同士で鷹を飛ばして移動させる訓練です。
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こちらは渡り。鷹を木に飛び移らせて、鷹匠の腕に戻す訓練です。
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いつものように鷹匠体験もありました。体験はハリスホークで。私も午前午後と手を上げましたが選ばれず。うらやましい…
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使ったカメラとレンズはこちらです












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恒例の電通ビルからの急降下は、ハヤブサの代わりにオオタカでした。実は5分ぐらい鷹匠の腕に止まったまま、地上ではもう一人の鷹匠が振り鳩(生きたハトなどを紐でつけて振ること)をやっていました。さて、どうなるか…
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やっと飛び出した!
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オオタカなので、急降下という感じではなく、旋回しながら降りてきました。でもオオタカにしては結構速い
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しかし、地上近くで4、5羽ほど飛んでいたトビに囲まれてしまい、地上に降りられない状況になり…
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ついに園内の南の方に逃げてしまいました。海岸に逃げたということで、残念...
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午後は、急降下がない代わりに飛流しもありました。しかけに入れたハトを飛び出させたところに、鷹匠が羽合(あわせ)て、鷹に捕らせるというもの。
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仕掛けから飛び出したハトをうまく捕まえました。予定ではハトがもうちょっと高く飛ぶ筈だったとか。
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動物園の鷹匠ショーと違って、鷹狩りの文化そのものや、訓練のひとつひとつに名前やその意味付けがされているなど技術的なことが興味深いですが、観客にはどれくらい伝わっているかどうか。

この日園内では、鷹匠のドキュメンタリー映画「ぬくめどり」のチラシを配布していました。4月10日に有料試写会があるとか
https://readyfor.jp/projects/nukumedori
http://nukumedori.blogspot.jp
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諏訪流の鷹の飼育や鷹狩りの訓練などは下記の本が詳しいです。興味のある方はどうぞ。

鷹匠の技とこころ ─ 鷹狩文化と諏訪流放鷹術

鷹匠の技とこころ ─ 鷹狩文化と諏訪流放鷹術

  • 作者: 大塚 紀子
  • 出版社/メーカー: 白水社
  • 発売日: 2011/09/16
  • メディア: 単行本



天皇の鷹匠

天皇の鷹匠

  • 作者: 花見 薫
  • 出版社/メーカー: 草思社
  • 発売日: 2002/12
  • メディア: 単行本








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