アオサギのふん害 [生きもの関連のニュース]
もう2ヶ月前のニュースですみません。アオサギのふん害の話。
徳島市の城山、アオサギふん害 巣周辺の樹木枯れる 徳島新聞社
徳島市徳島町の徳島中央公園内にある城山でアオサギが繁殖を続け、ふんで樹木が枯れる被害が出始めている。城山周辺は水辺が多く、餌の魚などが豊富で、アオサギには最適の生息地。市中心部に自然が残っている証しだが、「城山の原生林」は市の天然記念物に指定され、ホルトノキの群落としても貴重な場所だけに、市は野鳥保護と植物保全のはざまで頭を悩ませている。
サギ類(ウも)は集団繁殖する種が多いのですが、その影響で木が枯れることがあります。鳥のフンが枯死の原因といわれていますが、フンが植生にどのような影響を及ぼすのか、諸説あります。栄養が富栄養になりすぎるという点、土中の水分量が増えるという点、あと枝折りに関係するのではないかなどとも言われています。
実際枯れている林もあれば、ほとんど枯れない林もあります。多摩動物公園の林もほとんど枯死した木が見られないのですが、これはおそらく木の種類が関係しているのかもしれません。実際、落葉樹の林に営巣していますので。
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