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諏訪流放鷹術の実演 [鳥見日記]

新年になってすぐの1月3日、新橋駅の近くにある浜離宮恩賜庭園で行われた諏訪流放鷹(ほうよう)術の実演を見てきました。
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浜離宮恩賜庭園
http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index028.html

放鷹とは鷹狩りのことで、飼いならした鷹を放って野生の鳥獣を捕まえさせる、鷹匠の技を放鷹術と言うそうです。
諏訪流放鷹術の詳細はこちらから
http://www.falconers-hermitage.com/hozonkai.html

まずは輪回り。古くは夜などに鷹を据えて(手にとまらせて)鷹が猟場に慣れるために鷹匠と一緒に歩くことだそうです。(クリックすると大きい画像が出ます)
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今日放鷹術の実演で出たのは6羽で、オオタカ4羽、ハリスホーク1羽、ハヤブサ1羽。
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いくつかの訓練の実演がありました。まずは一人の鷹匠からもう一人の鷹匠に飛び移らせる振替。
(鷹と鷹匠が一体になるという飛び出しのときの動作があるのですが、その写真がありませんでした。すみません)
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にほんブログ村 鳥ブログ 野鳥へ にほんブログ村 科学ブログ 生物学・生物科学へ次に樹上に止まらせた後に、木から鷹匠にタカを呼び戻す渡り。
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…をやっている時に別の木へ上がって下りて来なくなりましたw
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次に振り鳩。鳩か疑似餌を使って実際に掴ませるというもの。片方の鷹匠から飛び出したタカが、もう一人の鷹匠が振り上げた鳩を掴むというもの
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来園者からその場で希望者を募って鷹匠体験もありました。こちらはハリスホークが使われていました。いいなぁ。
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最後に電通ビルからハヤブサを急降下させる実演。高いと思ってはいたけど人が立つと高さが良くわかる...
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確かに鷹匠がビルの屋上にいます。
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飛び出した!
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旋回しながら下りてきてだんだん姿が大きくなり…
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おとりの鳩をつかまえようとしています。
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キック!
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この後さっき渡りのときに木の上から下りて来なかったオオタカが横取りして獲物は捕れず(笑)。で、もう1羽を狙ってます。
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実演の後は観客のそばまで鷹匠がタカをつれてきて見せていただきました。
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新春から楽しませてもらえました。それから人と鳥との関係を改めて考えるきっかけにもなったかなと。






その後園内を少し見学。園内はもっとゆっくり見てみたいなぁ。(クリックすると大きな画像が出ます)
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もっと詳しい書籍。当日は販売もありました。

鷹匠の技とこころ ─ 鷹狩文化と諏訪流放鷹術

鷹匠の技とこころ ─ 鷹狩文化と諏訪流放鷹術

  • 作者: 大塚 紀子
  • 出版社/メーカー: 白水社
  • 発売日: 2011/09/16
  • メディア: 単行本



天皇の鷹匠

天皇の鷹匠

  • 作者: 花見 薫
  • 出版社/メーカー: 草思社
  • 発売日: 2002/12
  • メディア: 単行本


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